日本橋三越で開始されたラポー氏の実演で、素晴らしいテクニックと表現力を見せつけてくれました。正方形の磁器の板を画板の用に使い、さまざまな絵をあっという間に仕上げていきます。
最初に、顔料一色を溶いて、無造作にまんべんなく塗っていきます。 何が始まるのか。
薄く塗った顔料の上に重ね塗りのようにして、筆を走らせると、葉の模様が浮き出てきます。その後に使うのが薄いカミソリの刃。 これで、塗った部分をそぎ落としていくと、葉の手前に、あっという間に花が浮かび上がります。 口に絵筆を咥えるラポー氏お得意のポーズ。
後は、筆で輪郭線を描き加えると、出来上がり。 完成すると、無造作に消してしまい、次の絵を描き始めます。 見ていたみなさんから、「もったいない!」と悲鳴が上がりました。
すぐに、別の絵が出来上がります。 カミソリの刃を使い、鳥の羽根を描くラポー氏。 これは、消してしまわないように、そのままにしてあります。 実演は11日(月)まで。
2010/10/08
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