2010/06/27

リモージュボックス 雪だるま 三兄弟

RAP(ラップ)工房の雪だるま三兄弟です。 ボックスになっているのは、一番大きな雪だるまだけで、
後の二つは、底が空洞になったシンプルな形です。

可愛いですね。 

2010/06/26

リモージュボックス 馬のトルソー

アトリエRAPの馬のトルソーです。 まるで西洋画の中からそのまま、飛び出してきたような色と筆遣いの見事なリモージュボックスです。 この絵付け師の非凡さがわかります。

2010/06/24

リモージュボックス 布袋様


リモージュボックスのモチーフはほとんどがフランス、ヨーロッパ、アメリカを中心としたものが多いのですが、中には、オリエンタル調のボックスもあります。 日本の布袋様は、やはり神様としての威厳が表面にでてくるものですが、こちらは、より明るく大らかに人生を楽しむ布袋様の三形態といったところでしょうか。Tulipier工房のクジラです。ピノキオを飲み込んだクジラとも見えるかもしれませんが、最近話題のTwitterでも、これが時々出現しますね。 「あっ またクジラだ」とか言いながら。
こちらは、今は無くなってしまった工房のもの。 型はどこかに残っているかもしれませんが。
折り紙の舟に乗ったおもちゃの兵隊さん。 このお話しは、子供のころ絵本で読んだような気がしますが、思い出すことができません。そのうち、思い出すでしょう。 勇敢そうな兵隊さんですね。

リモージュボックス ベビーティース入れ


これもラップ工房の作品です。 赤ちゃんの乳歯入れですね。リモージュで三本の指に入ると言われる絵付け師は、小さなボックスにも手を抜くことはありません。
鮮やかな発色の素晴らしさと、特に線を描く筆先に力と自信がみなぎっているのが良く分かります。
この違いがわかるとリモージュボックスがさらに面白くなります。

2010/06/22

リモージュボックスの新作

GR工房から届いた、新作の続きです。
フクロウのカップル
子猫が乗っている本は、獣医さんの本ですね。
ボーダーコリー犬
バセット・ハウンドです
ラブラドールの子犬です。

2010/06/21

リモージュボックス新作

GR社から届いた新作です。 牧場の垣根に、日差しに誘われた子鹿が一休みといった感じでしょうか。 郵便受けも傍らに。 幸運を呼ぶテントウムシは、モチーフとして良く使われますが、今回はジョウロの上に乗っています。

東方の三博士がイエスキリストの生誕を祝うために、はるばるとベツレヘムにやってきます。
ボックスの中には、飼葉桶に寝かされたイエス様と、それを見守るマリア様とヨセフ、ヒツジと牛も一緒にいます。 クリスマス用のリモージュボックスにいかがでしょうか。




2010/06/20

リモージュボックス ピノキオ


RAP工房のピノキオです。 他の工房とは、ことなり、たいへん精細な絵付けが施されています。
同じ、白磁を使いながらも、絵付け師の技とリモージュボックスにかける情熱の有無によって、ずいぶんと異なってきます。
木工によって作られたピノキオには、やはり、丁寧に、木目が描かれています。
少し、向きを変えてみましょう。足元や、手に持つ本も、適当な単色ではなく、深みのある色合いを独自の調合により作りだして、色づけされています。
RAP工房の特徴は、ボックスの内側にも、同じ絵付けでも、かなりの労力をかけていることです。 

2010/06/19

ご主人のお出かけ

RAP氏の作品のひとつ。  コッカスパニエル君が、ご主人のお出かけのお見送りです。
アタッシュケースとバーバリ柄のコウモリの脇で、どこか置いていかれる寂しさがにじみでています。 早く帰ってきて、また遊んで欲しいな。


背中にも寂しげな様子が感じられますね。


2010/06/18

アトリエ・ラップ


このたび、リモージュの新しい工房の作品が届くことになりました。

リモージュにはリモージュボックスの仲間内で尊敬を集める絵付け師が3人います。

3人という数字は、やはり少ないと言わざるを得ませんが、それが実情です。

彼らは、すべて個人企業として自宅を工房として、あるいは、小さな店舗兼工房というかたちで

他の工房からの依頼を受けて活動をしています。

そのひとつが、こんど、ショップリモージュのために、直接制作してくれることになりました。

これから少しずつ、紹介させていただきます。

工房の名前は アトリエ・ラップ (Atelier RAP) と言って、オーナーのラポー氏の名前を取って

付けられたのです。
マジッシャンの黒いシルクハットです。 帽子の上側には、いかにもそれらしく、 開かれたトランプと
マジッシャンには欠かせない、ステッキが描かれています。 さて、マジッシャンのシルクハットから
飛び出すものと言えば、、、
そうですね。 ウサギ君でした。 このウサギ君、少し、耳が短いかな?


2010/06/16

リモージュ地方の牛


リモージュ地方のことをフランスではリムーザンと言います。

と言うよりも、フランスにある23の地方行政単位、「州」と言う感じでしょうか、そのひとつがリムーザンとよばれていますが、この州にあたる「州都」あるいは、県庁所在地が「リモージュ」と呼ばれています。

この地方で有名なものは、陶磁器を始め、いろいろありますが、中でも自慢は「牛」です。

日本でも「宮崎牛」が大変なことになっていますが、ここリモージュで育つ牛「リムーザン牛」は、ほぼ世界中に輸出され、それぞれの地域畜産に重要な役割を果たしています。 たとえば、アメリカ牛の何割かはリムーザン牛だともいわれています。

そのようなわけで、リモージュボックスにも、この「リムーザン牛」が、モチーフとして使われていることが多々ありますし、その他の商品にも数多く採用されているのです。
この体全体が薄い茶色で、顔が比較的長く、目が離れているのが特徴です。
フランスでは、牛の別名を「列車を眺める動物」と呼ばれることもあるようですが、皆好奇心が旺盛で、牧草地での食事中でも、すこし変わったものを見つけると、一斉にこちらを眺めます。警戒心もあるのでしょう、子牛たちが、先ず、後ずさりをして、親牛の陰に隠れていきます。
これは、リムーザン牛にペイントをほどこしたリモージュボックス。
これなどは、典型的なリムーザン牛で、よく特徴が出ています。
このカップは、私が気に入っているコーヒーセットです。 リモージュ市内を流れるヴィエンヌ川にかかる古い橋のたもとにあるレストランで使われているもので、いただいてしまいました。

牛のお尻の部分が持ち手になり、飼葉桶に角砂糖をのせて出してくれるのです。